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【小児歯科医が解説】奥歯の虫歯予防「シーラント」とは?時期や効果、よくある疑問にお答えします。

  • 執筆者の写真: Yumiko Barker
    Yumiko Barker
  • 2025年8月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月2日


こどもが治療を受けてる

こんにちは!

きなみ小児歯科・矯正歯科医院です。


「毎日仕上げ磨きを頑張っているのに、奥歯の溝が黒ずんで見える…」

「子供の生えたての歯を、絶対に虫歯にしたくない!」


そんな親御さんにぜひ知っていただきたいのが、予防処置の味方**「シーラント」**です。 今回は、小児歯科の現場でよくいただくご質問をもとに、シーラントの仕組みやメリットをわかりやすく解説します。

1. シーラントってどんな処置?

シーラントとは、虫歯になりやすい奥歯の複雑な溝を、歯科用のプラスチック(レジン)であらかじめ埋めてしまう処置です。

生えたての奥歯(特に6歳臼歯)は、溝が深く複雑な形をしています。さらに、生えたての歯は質がまだ弱く、歯ブラシの毛先も届きにくいため、あっという間に虫歯になってしまうことが多いのです。

あらかじめ溝を塞いでおくことで、食べカスや汚れが溜まるのを防ぎ、虫歯のリスクを大幅に下げることができます。

2. シーラントの3つのメリット

  • 歯を削らずに済む:虫歯になる前の予防処置なので、麻酔も歯を削る必要もありません。

  • フッ素の力で歯を強くする:当院で使用する材料には「フッ素」が含まれており、歯の再石灰化(歯を強くする働き)を助けます。

  • お子様の負担が少ない:処置時間は数分程度。痛みがないため、歯科医院が苦手なお子様でも無理なく受けられます。

3. いつ受けるのがベスト?(推奨時期)

一般的には、奥歯が生え始めた以下のタイミングがおすすめです。

  • 乳歯の奥歯が生え揃ったとき(3歳〜4歳頃)

  • 最初の永久歯(6歳臼歯)が生えてきたとき(6歳頃)

特に6歳臼歯は、一生使う最も大切な歯の一つです。完全に生えきる前から、当院ではお口の状態に合わせて最適なタイミングをご提案しています。

よくあるご質問(FAQ)

Q. シーラントをすれば、もう虫歯になりませんか? A. 非常に高い予防効果がありますが「100%」ではありません。シーラントをしていない部分や、歯と歯の間は通常のブラッシングやフロスが必要です。

Q. 一度やったら一生もちますか? A. シーラントは噛む力によって欠けたり、外れたりすることがあります。そのため、定期検診でのチェックが不可欠です。外れても、その場でまた埋め直すことができます。

Q. 保険はききますか? A. はい、子供の虫歯予防としてのシーラントは基本的に保険診療の適応となります。


【まとめ】

大切なのは「プロの目」による定期的なチェック

シーラントは魔法の処置ではありませんが、「お子様の大切な歯を一生守る」ための強力なサポーターです。

きなみ小児歯科・矯正歯科医院では、お子様一人ひとりのお口の発育段階や、将来の歯並びの状態に合わせた予防プログラムを大切にしています。「うちの子の溝、深いかも?」と気になったら、いつでもお気軽にご相談ください。







 
 
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